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ちょっと小説風に書いて優雅な気分の管理人?です

  • 2008/09/26(金) 19:39:57

 「黒沢進先生を知っていますか?」

 それは全くの不意打ちであった。そして再び……「黒沢進という先生は希望ヶ丘高校にいますか?」

 「知りません」――いつの間にか私の口から無意識に言葉が滑り落ちていた。それもそのはず……事実知らなかったのである。

 しかしそれだけではそっけなく、情報が少な過ぎるので「私は先生全員を把握してはいないので黒沢先生はいるのかもしれません」と付け加えることに決めた。

 目の前の普通過ぎるおじさんは少しかわいく落ち込んだが、ならばと言わんばかりに「希望ヶ丘の先生はこの辺りにいるかな?」と的確な質問をはなつ……。

 私は負けそうになる……しかし、「そちらの二人が先生ですよ」と口から言葉を絞り出すことに何とか成功するのであった。

 おじさんは近くの先生にも聞いたあとに「どうやら黒沢先生は二年前に『けんしょう高校』に移られたみたいだね。私は帰ることにするよ。有難うね」とただの一生徒に律義にも報告をする。

 主導権握られっぱなしの負けっぱなしで悔しい……そう思い、私は唯一見つけたチャンスに最後の攻めの質問を仕掛けることに……。

「――あなたはいったい何者なのですか?」

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「……すいません、申し遅れましたね。……私は『教育委員会』の者です」

 ……私は最後の最後まで会話で負けてしまい、さらに主導権を握ることが出来なく、辛酸をなめる思いで合唱祭という騒がしい祭りを適さない心持ちのまま過ごしていくことになるのであった……。

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